Technique-600THz

前夜すべて

1.16

人と回転寿司に行ったが、開口一番自分以外の人間が同じネタをふた皿ずつ頼んでいて、カルチャーショックを受けた。自分は回転寿司だろうがカウンターの寿司だろうが1種類ずつ頼む。もう一度同じネタを頼むことはあるけど、はなから2皿ずつ頼むことはない。もしかして今までの自分の食べ方は少数派だったりするのか…?と思ったのだけど、どうですか?

 

 

弊学科の奨学金は、その所以を辿れば夭折された方とその周囲の方々の志があり、軽々しい気持ちでは使えない、と思っている。もちろん研究制作にどんどん使った方がいいのだが、私個人として、生半可な気持ちで受け取りたくはない。何かものを受け取るときに、そこに乗っかっているものの重みをちゃんと感じて、その重みごと受け取りたいと思う。だから、中途半端なことはしたくない。

 

 

人を怒るとか、人に説教垂れるとか、相手に棘をしれっと差し向けるとか、そういうことに向いているのだけど、ある意味向いていないので、やりたくない。ある種の人は簡単にドミノ倒しのように人を破滅まで追い込むことができてしまうということを、一体どれくらいの人間が身をもって知っているだろうか。簡単に人が破滅するのではなく、簡単に破滅に追い込める能のある人がいる、ということ。

うまく怒りを伝える、もしくは、怒りでなく道理を突きつけるにはどうすればいいか。そんなことはしなくていいのか?