Technique-600THz

前夜すべて

26年を10日で 14/20

14/20 『Sexy.Honey.Bunny!

 

2011年のコンサート。震災直後なので照明が当社比で暗めだがレーザーがすごい。生バンドオケ付き。

いつからこの人たちはこんなに完璧なアイドルの素振りができていたっけ、と思う。気づいた時には完璧な彼らでしかない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<感想>

冒頭からゴリゴリに強い曲持ってくるのなに〜〜〜(will)

will→ok→SPという流れのイカれた感じ、さすが構成で脳天を殴ってくるV6。willの時点で歌もダンスもすげー気合い入ってて完璧だが、本当に真顔というかガチの顔してていい。余計な甘さや気が抜けた感じや虚勢がない。ガチで観客を殺そうとしている。

okのイントロのイカつさ、willからの繋ぎで有無を言わさず見る人をそちらの世界へ引っ張ってくる。というか、髭+ロン毛の坂本さんの色気が天井抜けちゃってて視界に入るたびに変な声出る。ミュージカルのゾロやってた頃? 役に引っ張られないタイプと言っていた坂本さんですが、普通に引っ張られてイケイケオラオラ系になっており、パフォーマンスの気前がいい。破滅をもたらす男やってる。ずるいしいい加減にしてくれ〜〜と頭を抱えるのでまじで2度とやらんでほしい(やってくれ)。

SPのレーザー使いが最高。この曲を始め今回は坂本井ノ原の謎ペアが多発しており(ハモリや落ちサビ/Cメロ含め)、男兄弟って感じでめちゃくちゃいい。

そんでその流れでセクバニ。坂本さんの色気がさぁ(n回目)。気合い入ってるので後年やるセクバニより浮ついた感じでこれはこれでいい。

 

カミセン曲〜〜12ヶ月。森田さんの声が繊細、3人のハーモニーも繊細。絶妙なバランスで成り立っていることを認識する。

トニセン曲のdays。安定感抜群。長野さんの声があることでより引き立つ。

 

willはじめ全体的にハモリが多く、それが完璧に遂行されているのでただただ脱帽。

 

ソロ曲。

森田さんの官美はダンス、ラップ、舞台装置のライトすべてが最高。全部好きな演出。抜かりがない。ひとつの作品として出来上がっている。昔はソロパートでダンスしかやらなかったのを考えると、この合わせ技に森田さんのこだわり、アイドルとしての味を感じた。

長野さん。ピンク衣装似合うわね〜〜。ハスキーで辛そうなところもあるが、歌い方を獲得しているのでゆるぎない感じ。やっぱり特定の箇所でつやつやの声になるところがあって、そこもまたいい。

坂本さんのhappyhappybirthday。剛健を従える最年長、、、王様すぎる。あまりにミュージカルスターの風格がある。何一つケチがつかない。

 

トニカミ3on3で踊る箇所だとそれぞれの色が急に定まる。

6人で花道を歩くのが(冒頭もあるんだけど)今回多くて、ただ歩いてるだけなのにかっこよすぎるという現象を何度も味わえてうれしい。

 

only dreaming。バラードの時こそキレキレに踊ることで定評のある6人だが、こんなに過去バキバキに踊ってることある??というくらいのダンス。いやこれバラードでしょ、、。何回聞いても井ノ原さんのAメロが天才。今回のセトリ、井ノ原さんのAメロがめちゃくちゃ多い。

 

ソロ曲パート2

岡田さんの王子様感。しかもべらぼうに歌がうまい。

井ノ原さん〜〜センターで六方向にマイクを設置し、順番に歌いにいくという手法。これは03年のアップルパイの気配を感じる、、、、あの時はあぐらで360度回ってたもんね。

三宅さんの悲しいほどに、、は、問答無用。顔、ステップ、声。手話を取り入れた振り付けで鳥肌が立つ。やっぱり普段のダンスから思っている手の振りの異様な綺麗さ、丁寧さ、表現の引力は手話をやっているからだと思う。ガラスの靴の演出に鳥肌立つ。30歳になってからのこの時期にこの曲をやることの重みと覚悟。

 

6人のソロが終わったところで、それぞれのソロがお囃子的に流れながらひとりずつ登場する演出。からの、等間隔にならんでいた6人がぎゅっと中央に集まる→花道を歩き出す、という演出、、、。1×6が合わさって耐え難い煌きと強さをもつということ。

 

You Know?めちゃくちゃいい〜〜Aメロの坂本さんと三宅さんが本当に最強、計ったような声と振り付けと音楽。ずっと前から知っていたかのようなコレ!感。ロック調の曲いいねえ、、。

からのAir〜〜〜〜??!ラブハズネバゴンベイベがやってきた瞬間に心がどうにかなる、一生心臓に悪い曲として記録される。

そして伝説のスパノバ。あまりにもすごくてすごい(語彙力ないなった)。これは100回見ても足らん。坂本岡田井ノ原がね、、、なに???殺す気なのか??ポールダンス部分は視点別の方がよく見えたぽい

 

終わり際のダンスなしバラード2曲、凡曲すぎんか、と思う。6人の声のバラエティや技巧によってまあまあな感じになっているが、あまりに腑に落ちない感じのメロ。

 

坂本さんは序盤のゴリゴリ曲ラッシュを抜けるとたのしげな曲ではずっとにこにこしててかわいい。なんでそんなたのしそうなん???

みんなのダンスの個性が出てきたからか、長野さんのダンスの細やかさが見えてきてかえっていい感じ。足技(特にポジション取りのときに足をクロスするのが可能な振り付け)が最高にキレキレでかっこいい。ひとりだけそこが洗練されている(カウコン映像とかでもそういうとこを見たので、長野さんの個性とも言える)。

井ノ原さんの足も長くてすごい(?)。上半身と下半身が違う方向に向く(ひねる)タイプの振り付けのときが特にいい。独特のフォルムのよさ。

 

readyコンもよかったけど、ダンスや歌の側面がさらに強化されて最強になっていた。ゴリゴリの曲で観客を圧倒しつつ置いていくというのはこの辺から始まったかも。感情が追いつかなくて大変です。これで曲が全曲よければな〜〜(次回で叶います)。