Technique-600THz

前夜すべて

8.25

クセナキスの≪ジョンシェ≫を聴いた。まだこの世界に自分の聞いたことのない音響があったとは、というくらいの鮮烈な音。それに面白すぎるからずっと泣き笑いみたいな状態で聴いていた。

ヴァレーズは実はブロックというよりは線を複合的なかたちで削り出しているということがわかった。それにしてもカチカチのリズムだな〜とヴァレーズの作品で毎回思うが、むしろ指揮者の身振りにある拍子の影響も…?

湯浅譲二の作品で聞く、ひどく薄曇った音の正体についてはまだ分からない。